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見上げてごらん

始まりはホワイトボード=永山悦子

 想像を超える鮮やかな成功劇だった。5日、探査機はやぶさ2が世界初の小惑星への衝突実験とその様子の撮影を、計画と寸分たがわずやりとげたのだ。2月に小惑星リュウグウへ完璧に着陸したのに続く快挙。これらを現実のものとしたのが、計画当時、30代半ばだった若手研究者たちだ。

 今回の実験は、はやぶさ2一番の挑戦とされていた。小惑星上空で爆薬を詰めた衝突装置を分離し、探査機は爆発から身を守るため小惑星の陰へ急いで逃げる。逃げる途中で、小さなカメラを実験場所の上空に浮かせて、衝突の様子を撮影する。逃げ損ねれば探査機が死んでしまうかもしれない、まるで曲芸のような運用だった。

 こんな無謀なこと、誰が考えたのか。取材すると、はやぶさ2の先代「はやぶさ」が2010年に地球へ帰還…

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