メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

論の周辺

環境をめぐる世代間論理

 「令和」の時代を展望する議論が盛んだが、「環境」はキーワードの一つになるだろう。何を今さらと言われそうだ。公害の多発などにより1960年代から深刻化した環境問題には「昭和」のイメージさえある。そして温暖化などの地球環境問題は「平成」を通じ、ホットな議題だった。しかし、刊行中の「加藤尚武著作集」(全15巻、未来社)の第7巻『環境倫理学』を読み、環境はこれからが正念場のテーマだと痛感した。加藤さんは生命倫理や環境倫理の研究を主導してきた哲学者で、鳥取環境大の初代学長も務めた。

 この本は世界情勢の転変を如実に映し出す。収録された『環境倫理学のすすめ』が出たのは東西冷戦が終結し…

この記事は有料記事です。

残り1199文字(全文1488文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. ORICON NEWS LiSA、鈴木達央との結婚発表「私たちなりに、これからの人生を想い」

  2. 宿泊キャンセル2215件 業務妨害容疑で母子逮捕 ポイント192万円分不正取得か

  3. 大津の園児死傷事故、判決言い渡しが異例の延期 弁護側「被告の体調厳しい」

  4. 首相の地元を歩く 「安倍か林か選べ」 下関で苛烈な自民の政争 「桜」前夜祭の参加者倍増を招いた市長選

  5. 「ホテル」「など」連発 首相は開き直った 「ご飯論法」上西教授と聞いた代表質問

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです