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Shall・we・バレエ?

空気の精は白いカルメン=斉藤希史子

シルフィードを踊る田北志のぶ(前)=ユリア・パベジンスカヤ撮影

 ロマンチック・バレエの代表作「ラ・シルフィード」が東京・新宿文化センターで26日夕、抜粋上演される。シルフィードとは仏語で「空気の精」。この世ならざるものを好んだ19世紀ロマン主義の申し子で、トーシューズが駆使された最初の作品でもある。だが同時期の「ジゼル」に比べ、上演頻度は低い。

 理由の第一は、同工異曲の存在だろう。「本家」は1832年、パリ・オペラ座で初演され旋風を起こした。デンマークの振付家ブルノンビルが自国での上演を願うも許されず、やむなく新曲を使って4年後に自力で制作。この版が現代に伝わり、いわば「元祖」となっている。一方、パリではバレエが廃れ、レパートリーから消えたが、本家の威信をかけて1972年、振付家ラコットが復元した。いずれアヤメかカキツバタ。似て非なる姉妹が混乱…

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