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歌舞伎

四月大歌舞伎 さっそうとした実盛=評・小玉祥子

「実盛物語」。左から仁左衛門の実盛、松之助の九郎助、眞秀の太郎吉、齊入の小よし、米吉の葵御前=松竹提供

 昼の序幕が「平成代名残絵巻(おさまるみよなごりのえまき)」(今井豊茂作、藤間勘十郎演出・振り付け)。源平の世界を題材に常盤御前(福助)、平知盛(巳之助)、平徳子(壱太郎)、遮那(しゃな)王(児太郎)らによる両花道を用いた華やかな作品。

 続いて「新版歌祭文(しんぱんうたざいもん)」。「野崎村」の前に発端の「座摩社」があるので経緯がわかりやすい。時蔵のお光は久松(錦之助)への思いにあふれ、お染(雀右衛門)に嫉妬する姿が愛らしく、恋に破れ、父の久作(歌六)にすがる幕切れがあわれだ。雀右衛門はおっとりとし、お光との対比が出た。歌六は純朴さと優しみがあり、錦之助がよい二枚目ぶりで又五郎、門之助と周囲もそろう。

 次が坂田藤十郎の米寿を祝う「寿栄藤末廣(さかえことほぐふじのすえひろ)」。「鶴亀」をもとにし、藤十…

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