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日産自動車は8日の臨時株主総会で前会長、カルロス・ゴーン容疑者(65)を取締役から解任し、約20年にわたった「ゴーン体制」に幕を下ろした。日産は新たな経営体制の構築を急ぐが、総会では西川(さいかわ)広人社長ら現経営陣への株主の不満が噴出。新体制による成長戦略も定まっておらず、ゴーン体制後の視界は不良のままだ。【松本尚也、柳沢亮】
日産がゴーン前会長と決別し、新たなスタートを切るべく開いた臨時株主総会では、株主から厳しい意見が噴出した。質問に立った株主は「現経営陣の社会的、道義的責任は大きい。総退陣という形で刷新を行うべきだ」と語気を強めた。
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