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子どもの自殺対策、待ったなし

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学校支援カウンセラーの阪中さんが講師を務めた「いのちとこころの学習」=神戸市の市立竜が台中学校で
学校支援カウンセラーの阪中さんが講師を務めた「いのちとこころの学習」=神戸市の市立竜が台中学校で

 自殺者数は2012年に3万人を下回り、昨年2万人強まで減った。一方、10代は少子化の中で横ばい。いじめが連想されるが、実態はもっと複雑だ。身近な大人にできる対策はないのか。

 ●10、20代死因トップ

 「日本は世界で最も子ども・若者が自殺する国」。札幌市中央区にある平松記念病院の医師、伝田健三さんは問題視する。人口動態統計によると、17年の10代、20代の死因の1位は自殺で、がんや事故より多い。他の先進国では事故の方が多く、自殺の割合は減っている国が多いが日本では増加中だという。要因には子どもの自殺対策の希薄さが挙げられる。

 警察庁の18年の統計によると、10代の自殺原因のトップは学校問題。中でも学業不振、進路の悩みが多い。社会の関心の高い「いじめ」は割合としては少なく、その陰にほかの自殺が隠れている。

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