JR北の長期ビジョン 増収へ課題多く、改善の先行き不透明

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今後の経営改善に向けた取り組みについて説明する島田社長=札幌市中央区のJR北海道本社で2019年4月9日13時39分、野原寛史撮影
今後の経営改善に向けた取り組みについて説明する島田社長=札幌市中央区のJR北海道本社で2019年4月9日13時39分、野原寛史撮影

 JR北海道が2031年度の経営自立を目指して9日に発表した中期経営計画と長期経営ビジョンは、北海道新幹線や札幌圏の輸送力強化、不動産事業の拡大などを掲げた。ただ新幹線の高速化や輸送力増強には解決すべき課題も多く、路線見直しや負担を巡って自治体の協力を得られるかも未知数。プラン通りに経営改善が進むかは不透明だ。

 9日の記者会見で島田修社長は「稼げるところでより収益力を強化しなければならない」と強調。新幹線と新千歳空港へのアクセス、札幌圏への集中投資を進めることで、目標達成を図る考えを強調した。不動産関連では、札幌駅新幹線口の再開発で見込まれる複合ビルの推進や、ホテル事業の拡大、マンション事業などで31年度までに鉄道以外の売上高を現在の800億円から1200億円に伸ばす。

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