- Twitter
- Facebook
- はてなブックマーク
- メール
- リンク
- 印刷

本因坊文裕(もんゆう、29)=井山裕太九段=への挑戦者を決める第74期本因坊戦リーグ(毎日新聞社、日本棋院、関西棋院主催)のプレーオフ第2戦が10日、東京都千代田区の日本棋院で打たれ、河野臨九段(38)が芝野虎丸七段(19)に294手で白番1目半勝ちし、挑戦権を得た。河野の本因坊戦挑戦は初めて。
河野は東京都出身、小林光一名誉棋聖(66)門下。1996年にプロ入りし、2005~07年にかけ天元を3連覇するなど、タイトル獲得・優勝は9回。
昨年10月に開幕した今期リーグでは、連敗スタートとなったが、今月5日の最終一斉対局まで5連勝し、5勝2敗で並んだ羽根直樹九段(42)と芝野との3者プレーオフに参戦。羽根と芝野を連破し、挑戦権をつかんだ。河野は今年、公式戦で14勝1敗と絶好調だ。
この記事は有料記事です。
残り226文字(全文570文字)