宝塚歌劇

花組「CASANOVA」 明日海が生き生きと=評・小玉祥子

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
明日海りお(左)と仙名彩世=宝塚歌劇団提供
明日海りお(左)と仙名彩世=宝塚歌劇団提供

 18世紀の名高き色事師を主人公にしたミュージカルの一本立て。生田大和作・演出、ドーヴ・アチア作曲。

 カサノヴァ(明日海りお)は魔術で人心を乱した疑いをかけられ、ヴェネツィア共和国の審問官コンデュルメル(柚香光(ゆずかれい))の命で逮捕されるが、同房のバルビ神父(水美舞斗)と脱獄に成功。逃亡中にヴェネツィア総督のめいベアトリーチェ(仙名彩世)と出会い、恋に落ちる。

 ためらいもなく魅力を振りまき、どんな女性も、たちどころに虜(とりこ)としてきたカサノヴァが、「人生を変えるほど」の恋をするのが主題である。1000人以上の女性と関係したとあっさりと口にする一歩間違えば鼻持ちならない男性も、清潔感とキュートさのある明日海が演じるとさまになる。宝塚歌劇の男役ならではの役柄を明日海が生き生きと見せた。

この記事は有料記事です。

残り431文字(全文780文字)

あわせて読みたい

注目の特集