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「気軽に骨董を」 平安蚤の市、月1回開催 京都・岡崎公園

雨の中幕を開けた「平安蚤の市」=京都市左京区の岡崎公園で2019年4月10日11時19分、菅沼舞撮影
和歌山県から出店した黒江黒猫堂は古漆器を中心に扱う=京都市左京区の岡崎公園で2019年4月10日11時5分、菅沼舞撮影
記者が購入した漆器。一つ2000~3000円程度だった=京都市左京区で2019年4月10日午後3時3分、菅沼舞撮影

 骨董(こっとう)や古道具、古本などを販売する店が集まる「平安蚤(のみ)の市」(実行委員会主催)の第1回が10日、京都市左京区の岡崎公園で開かれた。京都の若手古物商らが「若い人が気軽に参加できる骨董の市を作りたい」と企画。あいにくの雨と風で出店は予定の半数以下となったが、骨董ファンは楽しげに掘り出し物を探していた。今後もほぼ毎月1回開催する予定。【菅沼舞】

 実行委代表を務めるのは左京区の古道具店店主、仲平誠さん(40)。「京都の姉妹都市パリや英国では蚤の市は観光の目的にもなるほどの人気で、東欧では貧富の差も関係なく市民が楽しんでいる。蚤の市が一つの文化になっている」と話す。

 以前も知り合いに声をかけて建物内で開催したことがあったが、今回は初めて出店を応募制にし、沖縄や北陸、関東から約140店が参集した。強風と雨のため、着物や古本などの店が出店を見合わせ、約60店にとどまったが、「若いお客さんも多くて手応えを感じた。反省点を次に生かし、手探りで続けたい」と前向きだ。

 和歌山県海南市の「黒江黒猫堂」店主の熊谷真さん(44)は写真共有アプリ「インスタグラム」で開催を知って出店した。「海南市にも外国人観光客は来るが、多くはない。まちおこし活動に加わっていることもあり、宣伝も兼ねて来た」。主に古い漆器を扱い「漆器は高価だが、古物はいい品が安く買える」と魅力を語った。

 京都府向日市から訪れた50代のパート女性は、昭和のレトロ雑貨が好きで、普段は京都市内の手作り市(プロアマが手作り品を販売する市)をはしごしている。この日は珍しいピノキオ人形を購入し「楽しみがまた一つ増えた」と笑顔を見せた。

 京都の骨董市は毎月21日に開かれる「弘法市」(東寺)、同25日の天神市(北野天満宮)が有名で、海外の観光客も多い。仲平さんは「古い物を選ぶ時は自分の趣味や個性が出やすい。骨董で自分自身を知ることができる。500円のものも、10万円のものも、それぞれに面白さがある」と語る。

 当面は5月10日、6月10日、7月10日、8月11日の開催(いずれも雨天決行)が決まっている。詳細はホームページ(https://www.heiannominoichi.jp/)。

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