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人生は夕方から楽しくなる

元プロ野球監督・野村克也さん 「まさか」の連続 やり残したことなし

「サッチーは私にとって『ラッキーガール』であり、唯一の支えでした」=東京都港区で、根岸基弘撮影

 プロ野球・東北楽天の監督を退いてから10年になる。「いまだに『監督』と呼ばれ続けています。『野村さん』って言いにくいのかな。悪い気は全然しないけどね」。データ重視の「ID野球」を提唱し、選手の隠れた才能を引き出す手腕は「野村マジック」と称された。昭和、平成の世を駆け抜けてきた名監督は83歳。妻の沙知代さんが亡くなって1年4カ月になる。

 「人間はやっかいな存在だよな。サッチーがいなくなって初めて、ありがたさが分かった。生きている時は気…

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