火縄製造

おけら詣りで使用、名張市無形文化財に 49年ぶり指定 /三重

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火縄を作る上小波田火縄保存会のメンバーら=三重県名張市提供)
火縄を作る上小波田火縄保存会のメンバーら=三重県名張市提供)

 名張市教育委員会は京都・八坂神社の年越し行事「おけら詣(まい)り」で使われる同市上小波田地区の火縄の製造技術を市無形民俗文化財に指定した。11日に技術を継承する「上小波田火縄保存会」の岩崎義孝会長(70)へ指定書を交付した。市無形民俗文化財は3件目で1970年の八幡神社(滝之原)の若子祭以来、49年ぶりの指定となった。

 上小波田の火縄作りは1671(寛文11)年の文献に記載があり、農閑期の副業として江戸期までは火縄銃、それ以降は寺社の行事や花火用に使われた。火縄は、竹をナタで薄く幅約2センチに削り、数本をねじり合わせて長さ3・3メートルにする。

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