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日本の底にツルハシでも崩れない差別がある 東京医科大の不正入試提訴 会見詳報

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東京医科大の不正入試を巡り、元受験生33人が起こした集団提訴について説明する弁護団=東京・霞が関の司法記者クラブで2019年3月22日午後3時5分、蒔田備憲撮影
東京医科大の不正入試を巡り、元受験生33人が起こした集団提訴について説明する弁護団=東京・霞が関の司法記者クラブで2019年3月22日午後3時5分、蒔田備憲撮影

 東京医科大の不正入試問題で、過去に受験して不合格となった女性33人が先月22日、慰謝料などの支払いを大学側に求めて東京地裁に提訴した。東京・霞が関の司法記者クラブで開かれた記者会見に臨んだ原告の鈴木飛鳥さん(仮名)は今も医学部を目指して受験勉強を続けていることを明かし「憲法が職業選択の自由を保障しているのに、職業に直結する試験で性別を理由とした得点操作は許されない」と語った。会見の様子と原告2人のコメント全文を掲載する。【東京社会部・蒔田備憲】

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