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「絶対に稼ぐ」「だらけるな、痩せろ」タイ拠点の振り込め詐欺 逮捕された日本人男15人の「奴隷生活」

グループが「拠点」とした住宅。裏手にプールもある=2019年4月8日、西脇真一撮影

 タイのリゾート、パタヤで日本人を狙った振り込め詐欺グループの拠点が摘発され、日本人の男15人が不法就労の疑いで逮捕された事件で、フィリピンに別の拠点がある疑いが浮上している。15人の「実動部隊」を指揮する「司令塔」が存在する可能性もあり、警察庁は16日にも捜査員をタイに派遣し、タイ警察が押収した資料を分析する。

 「パタヤで賃貸住宅を探している」。始まりは昨年12月、地元の不動産業者へかかってきた電話だった。タイ警察などによると、電話の男は「ニッキー」と名乗り日本人だと言った。業者はその後、別の日本人と会わないまま必要書類をやりとりし、1月11日に契約を交わす約束をした。だが待ち合わせの賃貸住宅に現れたのは、また別の日本人の男だった。

 男は多数の電話機を持ち込んでいた。「違法なことはしないだろうな」「暮らすだけだ」。そんな会話の後、署名した。賃貸住宅は延べ350平方メートルで寝室は5部屋。プールもある。1年契約で家賃は1カ月6万7000バーツ(約23万4000円)だった。

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