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週刊テレビ評

元号報道-大騒ぎに終始 主役はニュース出まくった首相か=金平茂紀

 僕は天性のあまのじゃくなもので、99人がみんな熱狂していると、1人だけさめていたいと思うようなところがある。困ったものだ。だが、4月1日のテレビの元号報道には、そういう異分子の居場所が許されないような一種の恐怖を感じた。そう言えば、エープリルフールの日だったな。

 テレビは朝から夜まで、新元号は何だろう? 「令和」に決まったぞ、よかった、よかったと大騒ぎに終始した。午前11時半と見込まれていた菅義偉官房長官の元号発表記者会見の時間までのカウントダウンを2時間以上前からやっていた局もあった。有識者懇談会のメンバーが自宅を出るところまで生中継していた。実際は午前11時41分に会見開始が遅れたので、カウントダウンは意味を失ったのだが、とにかく盛り上げるお祭りモードになっていたのだ。「平成」の発表の時と違うのは、元号発表が二段重ねになっていたことだ。

 官房長官会見の直後、午後0時5分から、なぜか安倍晋三首相が別の会見を開いて、新元号「令和」の意義に…

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