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未到の領域目指す森保監督(その1) 「日本サッカーを強く」

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優しさと激しさを併せ持つ。コロンビア戦で選手たちを鼓舞する森保一監督=横浜・日産スタジアムで3月22日、長谷川直亮撮影
優しさと激しさを併せ持つ。コロンビア戦で選手たちを鼓舞する森保一監督=横浜・日産スタジアムで3月22日、長谷川直亮撮影

 1-0で勝利を告げる笛が神戸の夜空に響く。

 3月26日、サッカー日本代表の国際親善試合、ボリビア戦。国際Aマッチの連敗を2で止める白星に、ピッチ際の森保一(もりやすはじめ)監督(50)は一つ手をたたくと、冷静な表情を崩さず、スタッフらとの握手のためにきびすを返す。そして誰が見ているわけでもないが、律義に四方のスタンドのサポーターに向かって静かに一礼を繰り返した。

 昨夏のワールドカップ(W杯)ロシア大会の決勝トーナメント1回戦で日本はベルギーとの死闘に敗れ、16強止まりだった。そこで、4年後のカタール大会で8強入りを託されたのが森保さんだった。1998年のW杯初出場から岡田武史さん(62)、西野朗さん(64)ら本大会を率いた先達はいるが、ともに監督交代という「緊急登板」。W杯後の新たな船出を日本人指導者が託されるのは、森保さんが初めて。しかも、2020年東…

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