メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

今週の本棚

岩間陽子・評 『木曜日の子ども』=重松清・著

 (角川書店・1836円)

親になるとはどういうことか

 ニュータウンの中学校に、ある日不気味な手紙が届く。

 「もうすぐたくさん生徒が死にます。みんな木曜日の子どもです」

 給食の野菜スープに、ワルキューレという名で知られる毒物が混入され、旭ケ丘中学二年一組の生徒九人が死亡、二十一人が入院、担任教師も入院し、重篤な後遺症で社会生活も営めなくなる。犯人は二年一組の男子生徒。事件当時、十四歳。

 ある年齢以上の人なら、誰でも神戸の連続児童殺傷事件を思い出すだろう。一九九七年に当時十四歳だった「…

この記事は有料記事です。

残り1195文字(全文1438文字)

ご登録日から1カ月間は100円

いますぐ登録して続きを読む

または

登録済みの方はこちら
おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. タイキシャトルのたてがみ切られる「見学のお客さん信頼していたのに残念」

  2. 男子27位、ぼうぜん井上大仁 アジア大会「金」、暑さに強いはずがまさかの最下位 MGC

  3. ORICON NEWS 木村拓哉、埼玉のソウルフードを堪能「幅あるよ」

  4. 男子3位の大迫傑「完敗。悔しい。最低でも2番と考えていて、中途半端」 MGC

  5. 北村地方創生相 ダム建設「誰かが犠牲に、という積極的なボランティア精神で」

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです