特集

東京オリンピック

東京オリンピックに関する特集ページです。

特集一覧

CONNECT・つなぐ

支えを生かす/下 多様性、自ら発信 パラに向け、共に挑む 障害持つリポーター

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
5人制サッカー日本代表の川村怜選手(左)を取材するNHKの障害者リポーターの三上大進さん=丸山博撮影
5人制サッカー日本代表の川村怜選手(左)を取材するNHKの障害者リポーターの三上大進さん=丸山博撮影

 生まれつき指の一部がない左手にノートを乗せ右手でペンを握る。「さっきお母さんに会ったよ。話しかけちゃった」。楽しそうに話を切り出し、選手に取材する三上大進(だいしん)さん(28)は、NHKの障害者リポーターだ。

 真冬並みの寒気に見舞われた3月下旬、東京都内で開かれた視覚障害者を中心とする5人制サッカー(ブラインドサッカー)の国際大会。日本代表の川村怜選手(30)と談笑する姿は、充実感に満ちていた。

 東京都出身の三上さんは大学卒業後、化粧品メーカーで働いていた。「僕の障害は目で見て分かることもあり、美容に関心があった。だから(外見に)コンプレックスがある人や隠したいものがある人に寄り添いたかった」という。

この記事は有料記事です。

残り723文字(全文1029文字)

【東京オリンピック】

時系列で見る

関連記事

あわせて読みたい

マイページでフォローする

ニュース特集