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読んであげて

うさぎの子/14

うさぎの子 14

 <広げよう おはなしの輪>

文(ぶん) 高山(たかやま)なおみ 絵(え) 中野真典(なかの・まさのり)

 水(みず)はとろんと冷(つめ)たくて、これまでに飲(の)んだ、どの川(かわ)のものより甘(あま)い味(あじ)がしました。

「ああ、生(い)きかえるようだ」

 小川(おがわ)の水(みず)は、岩(いわ)と岩(いわ)の間(あいだ)をくぐりぬけながら、ほがらかに流(なが)れてゆきます。

 流(なが)れのとちゅうで、落(お)ち葉(ば)がたまり、山(やま)になっているところがありました。水(みず)は、重(かさ)なり合(あ)って、つるつるすべすべ、すべり落(お)ちるものだから、そこだけ氷(こおり)みたいに、手(て)でつかめそうでした。

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