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2016年4月の熊本地震で長女胡桃(くるみ)さん(当時16歳)を失った熊本市東区の松崎久美子さん(49)が育てたチューリップが今春、初めて花を咲かせた。「娘にきれいな花を届けたい」。そんな松崎さんの思いに共感した熊本県合志市の宮崎さくらさん(40)も、地震で当時4歳の娘を亡くしており、花がつないだ交流が始まった。【城島勇人】
胡桃さんは1999年11月、生後まもなく先天性の心臓病と診断された。熊本市民病院で2度の大手術と7カ月の入院を経て自宅に戻ったが、2歳の時に胸の痛みで緊急入院、低酸素脳症で寝たきりになり、会話もできなくなった。
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