連載

熊本地震3年

毎日新聞デジタルの「熊本地震3年」ページです。最新のニュース、記事をまとめています。

連載一覧

熊本地震3年

亡き母へ「サクラサク」 大津町の43歳、息子の成長報告

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
桜の下で制服姿の郁斗さん(右)と語らう嶋崎さん=熊本県大津町で2019年4月5日、中里顕撮影
桜の下で制服姿の郁斗さん(右)と語らう嶋崎さん=熊本県大津町で2019年4月5日、中里顕撮影

 観測史上初めて最大震度7の激震に2度襲われ、熊本、大分両県で273人が亡くなった熊本地震から3年となった14日、熊本県庁(熊本市中央区)で県主催の犠牲者追悼式があった。遺族ら345人が参列。蒲島郁夫知事は、仮設住宅や自治体が民間の賃貸物件を借り上げるみなし仮設住宅などで3月末現在も7304世帯1万6519人が暮らす現状に触れ「お一人お一人の気持ちに寄り添い、全ての方が恒久的な住まいを確保できるよう全力で取り組む」と述べた。【中里顕、城島勇人】

 「母ちゃん、郁斗が高校に受かったよ」。2016年4月の熊本地震で母里美さん(当時64歳)を亡くした熊本県大津町の配送業、嶋崎史朗さん(43)は14日、熊本県主催の犠牲者追悼式に参列し、次男郁斗さん(15)の高校進学を里美さんに報告した。女手一つで自分を育て、孫思いだった母への感謝を胸に「母も喜んでくれたかな」と前を向いた。

この記事は有料記事です。

残り884文字(全文1271文字)

あわせて読みたい

マイページでフォローする

この記事の特集・連載
すべて見る

ニュース特集