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波のまにまに

看板が下ろされて=戸田栄

 昨年末からこの春にかけて、父と息子の働いた会社が、どちらも長く親しまれてきた看板を下ろした。父の勤め先は生命保険業界の再編で何年か前に業界大手に経営統合されたが、ついに社名を変えた。息子が記者をしていた新聞は廃刊に。あんなこと、こんなことと、多くの人がそれとなく家族から仕事の話を聞き、職場などにも親近感があるだろう。少なからぬ喪失感に、私はとらわれた。

 老齢の父の退職は、もう30年も前で現実的な影響はない。経営統合後も元の社名を残していたから、私としては昔のままのような気でいた。だが、なじんできた名前が変われば、そうもいかない。

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