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太陽光などの再生可能エネルギー事業者に対して、九州電力が一時的な発電停止を求めた「出力制御」の本格実施から半年が経過した。当初は冷暖房の利用が少なく、工場も稼働しない春や秋の週末が多いと見込まれたが、3月は平日も含めて16日間に達した。今後は東北や四国、沖縄などでも見込まれ、再エネ電力を無駄にしない仕組みづくりが求められている。
九電の出力制御が初めて実施されたのは、昨年10月13日。その日数は、同月と翌11月には各4日間、今年1月と2月は各1日で、いずれも電力の需要が低くなる土日だった。しかし、3月になると16日間に急増。4月も15日までに11日間あった。3月以降に平日の実施が頻発したのは、暖かな日が続き、暖房の使用が低調に推移したことで、太陽光など再エネの発電量が増える日中を中心に電力が余ったためだ。
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