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イスラム国、欧州で大規模テロ計画か 英紙報道

 【ロンドン服部正法】過激派組織「イスラム国」(IS)による欧州での大規模なテロ計画などを示すとみられる文書を英紙サンデー・タイムズが入手し、14日報じた。ISは、2015年11月にパリで130人が犠牲となった同時多発テロや17年10月にニューヨークで小型トラックが暴走し8人が死亡した事件などを攻撃の「モデル」としているという。

 ISはイラクやシリアで一掃されたが、混乱が広がる北アフリカのリビアや西アフリカでは拡大傾向にある。

 同紙は、シリアのISの最終拠点地域で今年初めに見つかった電子端末に残された文書を入手。作成者は地域のIS司令官らとみられ、最高指導者のバグダディ容疑者らに宛てた手紙などが含まれているという。

 文書では、ISがロシアやドイツにある潜伏組織を拠点に、銀行などへのハッキングなどを通じて資金を稼ぎ、「特別作戦」と呼ばれるテロを実施する計画が記されている。「作戦」のモデルとしてパリ同時多発テロなどに言及。「欧州経済を破壊し、アラーの敵の心臓部に恐怖を広げる」ことを狙いとし、ドイツの高速鉄道やスイス・バーゼルの石油パイプラインを具体的な標的として挙げていた。

 ベルリンでは昨年12月、線路付近でISの旗が見つかった事案があり、同紙は文書が書かれた直後だったと指摘。また、文書作成時期よりも前とみられるが、独南部で昨年10月、列車が鉄製のケーブルと接触する事故が発生し、今年3月にイラク人の男が容疑者として逮捕された。捜査当局は男がISに共感していたとみているという。

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