使命感は終生衰えず 「核ある限り平和でない」原広司さん逝く

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
色紙に描き続ける原爆ドームの絵に囲まれる原広司さん。「戦争は暗い、見苦しい。平和は明るいものでないといけんからね」=広島市安芸区で2014年5月30日、大西岳彦撮影
色紙に描き続ける原爆ドームの絵に囲まれる原広司さん。「戦争は暗い、見苦しい。平和は明るいものでないといけんからね」=広島市安芸区で2014年5月30日、大西岳彦撮影

 原爆ドームを描き続けた画家の原広司(はら・ひろし)さんが14日、悪性中皮腫のため死去した。

 「核兵器がある限り世界は平和ではない。そのことを身をもって訴えるドームの心を描かなくては」。原さんは30年以上、夏の日も冬の日も原爆ドームを色紙に描き続けた。

 足腰が弱る数年前まで広島平和記念公園を毎日のように訪れ、そばを流れる元安川の水で絵の具を溶いた。絵には自身の思いも刻んだ。核兵器禁止条約採択の動きに反対する日本政府に憤り、2016年8月に描いた色紙に「あの日から71年過ぎたれどドームの祈願世界に…

この記事は有料記事です。

残り376文字(全文626文字)

ご登録から1カ月間は100円

※料金は税別です

あわせて読みたい

注目の特集