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/39 十津川の森は今/2 枕状溶岩が語る玉置山 /奈良

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 十津川村の中でもひと際奥深い南部の玉置山。標高1076メートル、頂上から熊野灘を望めることから、沖見岳という名称もある。

 大峯奥駈道の一角であり、頂上近くに玉置神社のある霊山だ。最近は若者にもパワースポットとして有名になってきた。

 神社の境内にはスギの巨樹群があり、奈良県最大の「大杉」(幹周囲8・7メートル)のほか、樹齢3000年の「神代杉」や「磐余(いわれ)杉」、そのほか多くの巨樹が林立する。さらに山頂付近はブナ林やシャクナゲ群落が広がる。この標高で落葉広葉樹と照葉樹、そして針葉樹が混交する不思議な森なのだ。

 さすが霊山と言いたいところだが、私が興味を抱いたのは玉置神社の参道にある「枕状溶岩堆積(たいせき)地」。ここは「日本の地質百選」に選ばれている。

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