連載

詩歌の森へ

文芸ジャーナリスト・酒井佐忠さんの「詩」に関するコラム。

連載一覧

詩歌の森へ

図書館俳句ポスト=酒井佐忠

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷

 現代俳句協会(中村和弘会長)の総会と現代俳句大賞の顕彰が東京・上野の不忍池そばの東天紅で開かれた。桜はまだ開花を始めたばかり。北九州から寺井谷子、関西から宇多喜代子らベテラン俳人がいつものように顔をそろえた。協会は一昨年、創立70周年を迎えたが、昨年は金子兜太の逝去などがあり、新たな時代に向けての俳句文芸の将来が模索されていた。

 総会では会員の増強、外部への発信力の強化、財政の健全化などに取り組むことを確認。注目されるのは「図書館俳句ポスト」の事業を本格化すること。民間会社の図書館流通センターと提携し、各地域の図書館に俳句ポストを設置し投句を呼びかけるほか、俳句講座を開くなどして豊かな地域文化の発信にも貢献したいとしている。またこれまでの現代俳句新人賞は今年から「兜太現代俳句新人賞」と改称。応募句は30句から50句に増や…

この記事は有料記事です。

残り202文字(全文568文字)

あわせて読みたい

マイページでフォローする

この記事の特集・連載
すべて見る

ニュース特集