メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

パリ在住日本人からも悲しみや戸惑い ノートルダム大聖堂火災

火災で崩れ落ちるノートルダム大聖堂の尖塔=パリで、AP

 ノートルダム大聖堂の火災を受け、日本国内の旅行代理店は16日午前、旅行者の安否確認などに追われた。パリで暮らす日本人からも悲しみや戸惑いの声が聞かれた。

 日本旅行の担当者によると、大聖堂はパリ観光の定番で、日本人が団体・個人を問わず訪問するスポットだという。パリに滞在中のツアー参加者は78人で、けが人がいるとの情報はない。16日以降のツアーのコース変更などは今後検討する。

 HISには観光客が火災や事故に巻き込まれたという情報は入っていないが、担当者は「現地支店などを通じて確認中」と説明。「大聖堂への観光だけでなく、付近の交通状況によってはコースを変更する必要がある。現地は深夜のため、夜が明けたら確認したい」と対応を急いでいた。

 パリ在住で夫がフランス人の西山知佐さん(33)はフランス北東部・アルザス地方の夫の実家に帰省中だったが「夫からの連絡でテレビをつけたら大聖堂が燃えており、ショックだった」と困惑気味に語った。「いつも観光客であふれており、日本から友人が来れば必ず案内していたので本当に残念」と悲しんだ。

 夫の両親と兄も夜中までテレビにくぎ付けだったといい、西山さんは「両親は『パリは昨年の秋以降、暴動が続いている。災難ばかりでフランスはどうなるのか』と嘆いていた」と話した。また、修復には20~30年かかると報道されており、「夫の兄も『寄付の呼びかけがあれば協力したい』と話していた。早く元の姿に戻ってほしい」と願った。

 パリ在住の作家、辻仁成さんもツイッターで火災について言及。約3カ月前に大聖堂付近を訪れた際の動画を公開し「この時のあまりに美しいノートルダムが僕にとっては最後となりました」と投稿した。【大迫麻記子、蒔田備憲】

おすすめ記事

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 池袋暴走 ハンドルほぼ操作せず 87歳男性パニックか
  2. 池袋暴走、ドラレコに音声 87歳男性「あー、どうしたんだろう」同乗の妻の問いに
  3. 校長のセクハラ告発女子生徒、焼き殺される 「自殺に見せかけるよう」校長自身が指示 バングラデシュ
  4. AAAリーダーを暴行容疑で逮捕 「飲みに行こう」と誘うも断られ平手打ち
  5. 池袋暴走事故 亡くなった松永さん親族ぼうぜん「だまされているような」

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです