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日本ペンクラブが声明「作品に罪はない」 自主規制に一石

日本ペンクラブの声明

 日本ペンクラブは15日、ピエール瀧(本名・瀧正則)被告(52)=麻薬取締法違反の罪で起訴=の逮捕などを受けて関連のCD、映像商品の出荷停止の対応が取られたことなどについて、「作品に罪はない」として、レコード会社や映画配給会社らに対して「事なかれ主義の自主規制に走らぬよう切に願う」との声明を発表した。

     声明全文は以下の通り。

     近年、芸能人やミュージシャンをはじめとする表現者が逮捕・起訴されるたびに、その作品が封印される事態が繰り返されている。公開予定の映画の上映中止、公演の中止、テレビの放映中止、CDやDVDの出荷停止、音源・映像のデジタル配信停止などが当たり前のごとく行われている。

     いずれも映画の配給会社、テレビ局、興業会社、レコード会社等々による自主規制によるものだ。結果として表現者たちは作品の発表の場を奪われ、表現の自由が侵されている。このような風潮を、表現者の集まりである日本ペンクラブは深く憂慮するものである。

     こうしたさまざまな自主規制に対しては、音楽家や演出家、映画監督、作家などから「作品に罪はない」「作品と俳優は別人格」という声が聞かれた。文化の担い手でもある関係各企業はこのような声に真摯(しんし)に耳を傾け、事なかれ主義の自主規制に走らぬよう切に願うものである。

    2019年4月15日

    一般社団法人日本ペンクラブ

    会長 吉岡忍

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