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熊本地震

2016年4月14日と16日に発生した熊本地震。最大震度7の激震に2度襲われ、熊本、大分両県で関連死を含めて275人が亡くなった。

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熊本地震3年

熊本地震3年 息子が生きた証し「日本酒贈りたい」 両親ら冥福祈る

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熊本地震の本震発生から3年の時刻に合わせ、阿蘇大橋の崩落現場近くを訪れた大和晃さんの母忍さん(手前)、父卓也さん(右)、兄翔吾さん(左)=熊本県南阿蘇村で2019年4月16日午前1時2分、津村豊和撮影
熊本地震の本震発生から3年の時刻に合わせ、阿蘇大橋の崩落現場近くを訪れた大和晃さんの母忍さん(手前)、父卓也さん(右)、兄翔吾さん(左)=熊本県南阿蘇村で2019年4月16日午前1時2分、津村豊和撮影

 2016年4月の熊本地震で2度目の最大震度7を観測した本震から3年の16日、熊本県南阿蘇村で土砂崩れに巻き込まれて亡くなった同県阿蘇市の大和晃(ひかる)さん(当時22歳)の両親らが、本震が発生した午前1時25分に合わせて南阿蘇村の祭壇で息子の冥福を祈った。両親は今夏、晃さんを思い育てた米でできた日本酒を、当時捜索を手伝ってくれた人たちに贈る。息子が生きた証しとして。

 晃さんの父卓也さん(60)と母忍(しのぶ)さん(51)、兄翔吾さん(26)らは16日午前1時23分から約8分、晃さんの遺体が見つかった谷底を見下ろす南阿蘇村の祭壇で手を合わせた。3年前のこの時、熊本学園大4年生だった晃さんは、2日前の前震に見舞われた熊本市の親友に水を届けに行った帰り道、本震による阿蘇大橋付近の土砂崩れで行方不明になった。

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【熊本地震】

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