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国内には1993年に初めて登録された「法隆寺地域の仏教建造物」(奈良県)や「姫路城」(兵庫県)、昨年登録された「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」(長崎県、熊本県)など18件の世界文化遺産があり、いずれも建造物が含まれる。古い木造も多いが、登録後に大きな火災は起きていない。
一方、国指定重要文化財は2009年に横浜市の「旧住友家俣野別邸」、12年に岡山市の「金山寺(かなやまじ)本堂」が全焼した。
文化財の防火などの管理体制は、49年の法隆寺金堂の火災を受けて翌年できた文化財保護法で定められた。69年の消防法改正で文化財建造物への自動火災報知設備や消火器の設置が義務化された。
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