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世界の雑記帳

大英博物館は「暗い檻」、ギリシャがエルギンマーブルの返還要求

 ギリシャのパブロプロス大統領は4月15日、英国に対し、大英博物館に200年以上前から所蔵されているパルテノン神殿の彫像の返還をあらためて求めた。2014年10月16日撮影(2019年 ロイター/Dylan Martinez)

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 [アテネ 15日 ロイター] - ギリシャのパブロプロス大統領は15日、英国に対し、大英博物館に200年以上前から所蔵されているパルテノン神殿の彫像の返還をあらためて求めた。

     この「パルテノン・マーブル(大理石)」または「エルギン・マーブル」と呼ばれる一連の彫像は、2500年前に作られたもの。19世紀初めに英国の外交官だったエルギン伯爵が、オスマン帝国支配下にあったギリシャの同神殿から持ち帰った。以来、ロンドンの大英博物館のギャラリーに展示されている。

     ギリシャは1832年の独立以降、繰り返し返還を求めており、2009年にアクロポリス博物館を設立してからは一段と要求を強めている。

     パブロプロス大統領は同博物館で演説し「大英博物館にはここに来て、光に満ちたアクロポリス博物館と、パルテノン・マーブルがいわば戦利品として展示されている暗い牢獄である大英博物館とを、比較してもらおう。アクロポリス博物館は彫像を所蔵できる。われわれは2つとない遺物のため、聖なる戦いをしている」と述べた。

     大英博物館は、彫像はオスマン帝国との合法的な契約のもとに持ち帰られたものだとして返還を拒否しており、今回の呼びかけに回答していない。

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