メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

わたしの歩跡

大部屋出身の俳優 土平ドンペイさん(52)=草津市/15 眉そり言葉通じぬ怖さ /滋賀

悪役に活路を見いだし、売り込み用に撮影した写真。一度見たら忘れないインパクトがあり、土平ドンペイさんは「玄関前に貼り出したら押し売りが来ませんよ」=土平さん提供

 <はい上がる人/わたしの歩跡>

 《松竹京都撮影所(京都市右京区)で大部屋俳優を続けるうち、周囲との熱の差を感じるようになってきた》

 台本に役名が出てくる「役」というのがあるんです。仕出し(エキストラ)と違って、テロップに名前が出て台本ももらえて。セリフの有無は関係なくて、ギャラも作品ごとに「1本3万円でな」とかになるんです。

 誰をどの役にするかは、大部屋俳優を抱える「エクラン演技集団」(当時)の女性社長が助監督と相談して決めるんですね。先輩方は仕出しがぎょうさん出そうやとか、シリーズ物で続くなとか知ってはって、稼ぎ時やから「役入んなよ、役入んなよ」。役は一日で終わってしまうから。仕出しなら撮影期間の2週間、役柄を替えて日当(ドンペイさんの場合、6500円)が毎日もらえるから、稼ぐことだけ考えたら役をしない方が得なんで…

この記事は有料記事です。

残り1120文字(全文1484文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. ORICON NEWS 吉沢悠が新型コロナ感染で入院 「咳、背中の痛み…」PCR再検査で「陽性」確認

  2. 「うがい薬発言で現場混乱」 大阪府歯科保険医協会が吉村知事に抗議

  3. 中村文則の書斎のつぶやき コロナから逃げる政権

  4. 朝鮮人追悼式 小池都知事、今年も追悼文を出さない意向

  5. “お蔵入り”大阪市長の肝煎り学校のフェースシールド 医療界が止めた理由

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです