新紙幣の顔 渋沢栄一の漢詩の軸を確認 京都・霊山歴史館

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渋沢栄一が渡米時の感想を漢詩でつづったとされる掛け軸=京都市東山区の霊山歴史館で2019年4月11日、中津川甫撮影
渋沢栄一が渡米時の感想を漢詩でつづったとされる掛け軸=京都市東山区の霊山歴史館で2019年4月11日、中津川甫撮影

 2024年度からの新しい1万円札に採用が決まった実業家で、「近代日本の資本主義の父」とされる渋沢栄一(1840~1931年)が渡米時の所感を28文字の漢詩で書いた掛け軸が、京都市東山区の霊山(りょうぜん)歴史館で確認された。明治末期ごろの作と推定され、同館は渋沢の名前と雅号「青淵(せいえん)」の朱印があることから直筆とみている。開催中のリニューアル特別展で第2期の16日から展示を始めた。

 昨年の「明治150年」の記念で、横浜市の男性が集めた歴史資料「武渓(ぶけい)文庫」から同館が譲り受けた史料の中にあった。男性は京都の古美術商から入手したという。漢詩は紙本より上質な絹本(けんぽん)(縦1メートル48センチ、幅42センチ)に揮毫(きごう)されていた。

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