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Interview

マックス・リヒター 伝えるためのシンプルさ ポストクラシカルの旗手

マックス・リヒター=ユニバーサルミュージック提供

 近年、「ポストクラシカル」の名を冠したジャンルに光が当たりつつある。ベートーベンやマーラーの交響曲のように、コンサートホールで作曲家の強烈なエゴと複雑な和声進行によって感情をかきたてられるのではなく、自宅の安楽椅子の背もたれを倒し、シンプルで広大な空間を感じさせる音の流れに身をまかせる。そんな音楽だ。ピアノや弦楽器、いわゆる「クラシック音楽」の音色や作曲技法がベースにあるものの、思想はやや違う。ヒーリングやリラクセーションといったイメージか。ベクトルは大衆向け、ポップスの分野に足を踏み入れている。

 注目の新領域で、メキメキと名を上げているのが作曲家、マックス・リヒターだ。現在53歳。ヴィヴァルディの「四季」を再作曲した「25%のヴィヴァルディ」(2012年)は英米独iTunesクラシックチャート第1位を獲得、「スリープ」(15年)は睡眠中のリスニングを前提とした8時間の大作として世の話題をさらった。3月には15年ぶりに来日して自作を披露、映画「ふたりの女王 メアリーとエリザベス」のサウンド…

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