中国、ドローン市場を支配 元“コピー家電の街”が世界最大の生産地になれた理由

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 東京・秋葉原をしのぎ、世界最大規模の電気街といわれる中国・深センの「華強北」。大型店「華強電子世界」に入ると、売り場にドローン(小型無人機)が飛び交っていた。「ようこそ、ドローンシティーへ」。デモ飛行をしていた店員から声がかかる。このビルだけで20近いドローン専門店があるという。

 深センはかつてコピー家電の一大生産拠点だった。小さな町工場や電子機器の技術者、部品業者が集積し、中国を代表する製造基地へと飛躍する基盤を作った。「アイデアさえ持ち込めば、たちまち試作品を作れる」という「現場力」こそが深センの発展を支えてきた。

 この街が生んだ最大のヒット商品がドローンだ。世界最大手のDJIなど300を超えるメーカーが拠点を構え、世界市場の7割超を深セン勢が占める。

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