達川光男さんが子どもたちに「捕手」の技術を伝授する理由
毎日新聞
2019/4/18 15:15(最終更新 4/19 11:39)
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広島弁の軽快なトークでおなじみの野球解説者、達川光男さん(63)。昨季までの2年間、ソフトバンクのヘッドコーチを務め、日本一を置き土産に退任した後、子どもたちに「捕手」の技術を伝授しようと、日本全国を駆け回っている。【聞き手・中村有花】
――2015年に中日を退任した後、学生の指導ができる資格回復を申請した。研修会を受け、16年2月に資格が認定された。プロに戻ると、再申請する必要があり、ソフトバンクを辞めた後にすぐ手続きを取った。
◆何人かから「(資格が)あった方がいいよ」とアドバイスを受けた。持っていないと活動が制限される。もっと言うと、自分の息子が高校生、大学生の場合、野球を教えることができない。「プロに入るから、プロの練習を教えてほしい」というケースでも教えられない。(資格を回復して)自宅近くの高校や母校(広島商高)でお手伝いができればいいかなと。今は呉市立、広島新庄、広陵などの各高校で教えている。先日も午前10時ご…
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