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隣の国を歩く

ソウル支局の渋江千春特派員が韓国の本音を伝えます。

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日韓の大学生交流 「違い」を受け入れる若い世代に希望

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記念写真の撮影に応じる日本の「大学生訪韓団」の学生とソウル大の学生ら=ソウルで2019年3月15日、渋江千春撮影
記念写真の撮影に応じる日本の「大学生訪韓団」の学生とソウル大の学生ら=ソウルで2019年3月15日、渋江千春撮影

 元徴用工を巡る訴訟、韓国海軍駆逐艦によるレーダー照射問題などが連日報道された昨年末から、日韓関係は急速に悪化していると言われる。しかし、ソウル・明洞(ミョンドン)をはじめとする観光地では、日本人客を以前より多く目にする。知人の韓国人には、近々日本に旅行に行くからと、日本での観光スポットやお土産について聞かれる。日本を昨年訪れた韓国人は750万人を突破し、韓国を訪れた日本人も前年比27.6%増えて300万人に迫った。両国間の往来はむしろ活発化しているのだ。日韓関係を巡る政治と市井の人々の肌感覚との違いに、韓国にいる私は違和感をぬぐえないでいる。

 そんな中、3月に日韓文化交流基金の主催で日本の「大学生訪韓団」が韓国各地を回った。日本全国から集まった大学生が、韓国の大学生と交流すると聞き、取材に出かけた。先入観のない若い世代がどんなことを考え、何を感じたのか、知りたいと思ったからだ。

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