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金言

「アラブの春」パート2=西川恵

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 北アフリカのアルジェリアと中東のスーダンで、政権に居座っていた指導者が4月初め、相次いで辞任に追い込まれた。8年前に起きた民主化運動「アラブの春」との類似点も多い。

 アルジェリアのブーテフリカ大統領(82)は20年間、スーダンのバシル大統領(75)は無血クーデターで権力を掌握して約30年間、政権の座にあった。ブーテフリカ大統領は6年前に脳卒中を患って以来、その動静は定かでなかった。バシル大統領はスーダン・ダルフール紛争で集団虐殺に関与したとして国際刑事裁判所から逮捕状が出ていた。時代に取り残された指導者だった。

 2人の失脚は「アラブの春」を思い起こさせる。抗議行動は特定の運動家や知識人に率いられたものではなく、名もなき人々の自主的な行動で始まり、膨れ上がった。人々を突き動かしたのも、特定の政治的イデオロギーや宗教的情熱ではなく、「ましな暮らし」への欲求だった。

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