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スズキによる自動車の出荷前検査の不正問題で、国土交通省は19日午前、道路運送車両法に基づき、浜松市南区にある同社本社の立ち入り検査を始めた。同社は18日、29車種計202万1590台が国の保安基準を満たさない可能性があるとして、国交省にリコール(回収・無償修理)を届け出ていた。1回の届け出台数では国内で過去最多という。
19日午前9時半、国交省の係官約10人がスズキ本社の建物に入った。スズキは「国交省の調査に全面的に協力し、真摯(しんし)に対応していく」とのコメントを出した。男性社員(55)は「以前にも不正があり、またかという思いだ。今回こそ、うみを出し切ってほしい」と話した。
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