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岩本公水「片時雨」

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 <楽庫(らっこ)>

 いわゆる「実力派」と呼ばれる演歌歌手は、立ち位置が難しい。うまさを押し出すには先輩が壁になり、活発に動くと若手のじゃまになる、というのは極論だが、派手な行動は慎み、歌に専念するという雌伏の時を表す呼称が「実力派」ということになる。岩本公水は、1995年デビュー。実直で真摯(しんし)な活動を積み重ねてきている。

 新曲は「片時雨」(いとう彩詞、岡千秋曲、キング)。タイトルは、一部の場所だけ降っている時雨をいう言葉で、冬の季語である。「男性に対して、晴れと雨のように、好き嫌いが分かれてしまう女心を、酒を通して描く演歌」と説明。歌唱ポイントは「低音の響き」である。これが「個性」となるように、カラオケ演歌であっても、静かに腕に磨きを掛けている。

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