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土記

海部さんと「6mの会」=青野由利

 東京・三鷹の国立天文台キャンパスの奥の方。見学コースの少し脇に口径6メートルの電波望遠鏡が白く輝いて見える。

 昨年11月23日、ここに電波天文学の関係者二十数人が集った。名付けて「6mの会」。発案者は元天文台長の海部宣男さん。いきさつはこんな感じらしい。

 「6m」は1970年に完成し、日本の電波天文学の夜明けを支えた望遠鏡だ。建設には当時大学院生だった海部さんも加わり、森本雅樹さんらとともにオリオン星雲で新星間分子を検出するなど世界に肩を並べる成果を上げた。

 三鷹の後は、岩手・水沢、長野・野辺山、鹿児島市と旅して新たな役割を果たし、昨年10月、誕生から半世紀ぶりに三鷹に戻った。これを記念して縁の深い人たちで集まろうという提案。海部さんは移設前に鹿児島で開かれた「6m引退お別れ会」にも足を運び、「日本の電波天文学ことはじめ」と題して講演しているから、思い入れの深い望遠鏡だったのだろう。

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