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開かれた新聞委員会

2019 座談会(その1) 皇室の今後どう伝えるか

(奥列左から)吉永みち子氏、池上彰氏、荻上チキ氏、鈴木秀美氏=東京都千代田区で2019年4月11日、手塚耕一郎撮影

 5月から元号が「令和」になり、皇太子さまが天皇に即位されます。皇室をめぐっては皇位継承問題など平成からの課題は積み残されたままです。沖縄の米軍普天間飛行場の辺野古移設をめぐり、地元と政府だけでなく、メディアの分断も進みます。新たな時代の皇室報道や、沖縄をめぐる問題を通したメディアのあり方などを開かれた新聞委員会で議論しました。【司会は渋谷卓司・開かれた新聞委員会事務局長、写真は手塚耕一郎】(座談会は4月11日開催。紙面は東京本社最終版を基にしました)

 磯崎由美・編集編成局次長 5月に今の皇太子さまが即位し、天皇陛下は上皇になりますが、皇室には安定的な皇位継承を図るため積み残した課題があります。退位特例法=1=成立に伴う国会の付帯決議は、政府が皇位継承問題について、法施行(4月30日の退位)後速やかに検討していくことが盛り込まれています。報道機関が今まで以上に取り上げていかなければいけないと思います。新しい時代の皇室とは何かという議論を深めることが非常に大事になってきます。

 吉永みち子委員 皇室報道に関しては、新聞やテレビの報道だけでは分からないことがいっぱいある。NHKが退位報道をスクープしたことをめぐり、週刊誌は宮内庁の役人が更迭されたと報じた。秋篠宮家の長女眞子さまの婚約問題をめぐる報道も、多くは週刊誌によるものだ。女性皇族の動向については、国民の関心が高いのに新聞はほとんど報じない。新聞と週刊誌ではタブーが違うのだろうか。プライバシーの問題と公的な情報とをど…

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