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開かれた新聞委員会

新しい時代の新聞作りを目指して創設した「『開かれた新聞』委員会」は新聞界では初めて、報道への当事者からの苦情と対応に「第三者」の目を反映させる試みです。社外の識者にお集まりいただき、新聞に対する率直な見方、批判、期待を話していただきます。

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2019 座談会(その2止) 沖縄から見えてきた課題

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荻上チキ委員=手塚耕一郎撮影
荻上チキ委員=手塚耕一郎撮影

 

 荻上チキ委員 平成改元の時は、喪の空気に覆われていたが、今回は高揚した空気が支配して、新元号「令和」を巡る議論は打てど響かずだったが、この騒動は政権によって大きく利用された。「バズマーケティング」=2=という言葉があるが、「バズポリティクス」という状態が展開された象徴的な日が4月1日だったのではないか。政府側は改元を大きなイベントとして作り上げていった。

 令和や元号について言及しているアカウントをビッグデータ分析したうえで、どのような盛り上がりを誰が仕掛けて、どんな議題設定がされたのか、その中でどんな論点がかき消されていったのかを取り上げていってほしい。テレビのワイドショーを含めてどのような論点を取り上げたが、どんなコメントは取り上げなかったのか。メディアはこの騒動をどう報じたのかなど多角的に検証する記事があってもいい。

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