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新元号選定議事概要公表 「令和誘導」記述なし

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「元号に関する懇談会」に臨む山中伸弥・京都大教授(左端)ら有識者たち=首相官邸で2019年4月1日、川田雅浩撮影
「元号に関する懇談会」に臨む山中伸弥・京都大教授(左端)ら有識者たち=首相官邸で2019年4月1日、川田雅浩撮影

 19日に公表された新元号「令和」を選定した会議の議事概要では、全閣僚会議で令和以外の案を推す多様な意見が出ていた。一方で、最初に行われた有識者懇談会では令和を推す声が圧倒的で、これを根拠に安倍晋三首相が意見集約した。一連の会議の出席者からは、政府側の新元号6案についての冒頭説明の段階で「令和」を推す気配を感じたとの声が相次いだが、議事概要にその説明の内容は一切記されなかった。【野口武則、樋口淳也】

 19日に公表された議事概要は発言者名が記されず、発言内容も趣旨が重なる複数人の発言を1項目に「まぜこぜ」(内閣官房)にしたものもあった。政府の記者団への説明は、質問が相次ぎ約1時間に及んだ。令和を推した有識者が9人中8人で、漢籍典拠の案を推した閣僚が1人いたことなどは開出英之内閣審議官への質疑で明らかになった。

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