北朝鮮が作成した「国家経済発展戦略」は貿易多角化などにより経済難の突破口を探るが、国連安全保障理事会決議に基づく対北朝鮮制裁によってその実現は困難だ。技術開発の推進や経済改革策も打ち出すが、2016年に発展戦略が実行に移されて4年目の今も、大きな成果は上がっていないのが現実のようだ。【米村耕一】
「今ここに立ってみると、制裁解除問題のために必死になって米国との首脳会談に執着する必要はないと思うようになった」
金正恩朝鮮労働党委員長は今月12日に平壌で開かれた最高人民会議での「施政演説」で今後は制裁解除にはこだわらないと強調してみせた。しかし、裏を返せばこれまでのトランプ米大統領との首脳会談では「制裁解除に執着した」ということでもある。
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