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私事で恐縮だが、私たち夫婦は、先日結婚42周年を迎えた。この間、世の中はずいぶん変わったが、世界の変化に比べて日本がもっとも変わっていないことの一つが、女性の地位ではないかと思う。我が家では、初めから家事は半々の分担であったが、世の夫の多くは、いまだに家事にはあまり関わらないらしい。1986年には男女雇用機会均等法が、99年には男女共同参画社会基本法が施行され、あらゆることにおいて、男女差別をなくす社会に向かったはずである。
しかし日本では、物事を決める立場にある地位の女性の数が圧倒的に少ない。もちろん、日本でも良くなってはいるが、世界の変化はそんなものではない。日本は全くのガラパゴスである。データで示そう。
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