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不記載「長年で、あまりにも巨額」 ずさんか、故意か 竹山氏の政治資金

辞職願を提出後、記者会見をする竹山修身・堺市長(左)=堺市役所で2019年4月22日午後5時5分、幾島健太郎撮影

 ずさんな資金管理が問題になっていた堺市の竹山修身市長(68)が22日、辞職に追い込まれた。政治資金収支報告書の不記載は6年間で総額2億3300万円に上り、政治資金の専門家からは「ずさんさを装った故意ではないか」という疑いの目も向けられている。

「すごく大胆。誰かが指南した可能性」

 「会計処理の基本部分について怠っていたと思う」「二重の領収書はあってはならないこと」。竹山市長は辞職を表明した22日の記者会見で、自らの“政治とカネ”の問題について深々と頭を下げた。

 問題が発覚したのは今年2月。「竹山おさみ連合後援会」の2017年政治資金収支報告書で寄付計615万円の記載漏れがあったほか、政治資金パーティーの収入が不正確なまま記載されていた。

 市長の政治資金不記載は、支出が1億1300万円、収入が1億2000万円で、総額は2億3300万円。「竹山おさみ連合後援会」のほか、資金管理団体「21世紀フェニックス都市を創造する会」と、市長選時の確認団体「堺はひとつ笑顔でつながる市民の会」などの合計で、期間は12~17年だった。会計帳簿を備え付けていない事例があった。

 一連の問題では、医師らの政治団体から受け取った寄付が記載されなかったり、政治資金パーティーの収入が4分の1程度しか載っていなかったりした。さらに訂正する過程で、レンタカー会社に支払った際の振込明細書を後援会と確認団体が二重に計上するなど、ミスが相次いだ。

 市長周辺は問題の原因を「後援会の事務機能の欠如」と話す。普段は市長の次女が会計作業を担当していたが、選挙時に複数の支援者が担当して引き継ぎが不十分だったりしたという。

 市長の政治団体が計2億円を超える収支を政治資金収支報告書に記載していなかったことや、団体が会計帳簿を備え付けていなかったことは、いずれも政治活動の公明・公平性を確保するための政治資金規正法に抵触する可能性が高い。

 「地方の政治家でこれだけ巨額の不記載は聞いたことがない…

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