受精卵ゲノム編集に法規制を 生命倫理専門調査会が政府に提言

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受精卵ゲノム編集の臨床応用を防ぐ法規制を提言する方針で一致した政府の生命倫理専門調査会=東京都内で2019年4月22日午後3時35分、千葉紀和撮影
受精卵ゲノム編集の臨床応用を防ぐ法規制を提言する方針で一致した政府の生命倫理専門調査会=東京都内で2019年4月22日午後3時35分、千葉紀和撮影

 政府の生命倫理専門調査会は22日、ゲノム編集技術などで遺伝子を改変したヒトの受精卵を母胎に戻す臨床応用を防ぐ法規制の必要性を提言する報告書案をまとめた。中国の研究者が昨年、改変受精卵を使って双子を誕生させたことを問題視した。法規制の具体案は厚生労働省などが秋までに検討を進め、来年にも法案化を目指す。

 一方、遺伝性疾患の仕組み解明や治療法開発のために受精卵を改変する基礎研究は、計画を個別審査する条件で容認する見解を示した。倫理面から慎重な意見もあったが、「科学的合理性と社会的妥当性が認められる」と判断した。関連する研究指針を改正し、研究は来春にも認められることになりそうだ。

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