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漆黒を照らす

/76 ISと戦う米国人義勇兵 仲間の死「これが戦争」 /大阪

米国人義勇兵のハキ。部屋の壁には戦闘で死んだ仲間の写真が並ぶ=シリア・ハサカ近郊で2018年10月、玉本英子さん撮影

 昨年10月、過激派組織「イスラム国」(IS)はシリア南東部の最後の拠点に追い込まれ、クルド組織・人民防衛隊(YPG)が主導するシリア民主軍(SDF)と激しい戦闘を繰り広げていた。YPGには、各国から志願してきた男女、100人以上が加わり、戦っている。ハカサ近郊の国際義勇部隊を訪ねた。

 米国から半年前にやって来た金髪の米国人青年は、「ハキ・ニヴィスカール(24)」と名乗った。クルド語で「作家」という意味で、組織内部で使う名だ。ペンシルバニアの大学を出た後、レストランで調理師として働いていた。中東のニュースをネットで追うなかで知ったのが、ISと戦うクルド組織YPGと外国人義勇部隊の存在だった。

 YPGは左翼的性格が強く、そこに参加する外国人たちには共産主義者が多い。学生の頃からレーニンの著作を愛読し、革命運動に関心があったハキは、自分も戦闘員になりたいとコンタクトをとった。もちろん、志願しても誰もが入隊できるわけではない。半年以上かけて政治思想や適応体力、身辺情報を厳格に精査され、YPG入りが認められた。シリアに向かう際、誰にも告げず、親には思いをつづった手紙を残してきた。

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